フランスツーリング2017 2日目
2日目始まります。
ガリビエの道
6時ごろ起床。8時間は寝てたみたい。しっかり寝れたおかげか、筋肉痛とかは今のとこなし。意外といけそう。軽くストレッチしながら朝飯もぐもぐ。
どうせ汗かくんだよなあと思いつつ朝シャワーを浴びて、頭と体を完全に目覚めさせる。
着替えてテント片付けてルート確認、よしいくぞ!
朝靄の中を進む。交通量少ない。涼しい。気持ちいい。
ツーリングの時、一番好きかもしれないこの朝の時間。めっちゃわくわくする。
ほんとは日の出前に出れたらよかったのだけど、まあいいや。
この日は一か所だけ工事中で通行止めの道があったので迂回路。写真は片側通行の信号なんだけど、自転車用の押しボタンなんてある。さすが自転車大国フランス。
さらに進む。
あ~~~たまらん。日本と山の色、形が全然違う。おもろい。
うし。
ツアーのおじさまたち。Fight!とかaller~!とかで応援される。高まる。
頑張ってついていこうとしたけど5秒ほどでちぎられる。ロードで登るのも楽しいそうだなあ。
ロータレ峠(2058m)
スキーリゾート的な場所。ここからガリビエ峠に行けるのだけど、イタリア側から来る場合もここを通るのでかなりの人数の自転車、バイクがいた。全部で100台はあったかな。天気いいけどさすがに半袖だと寒かったのでウィンブレ着て休憩。
今までで獲得1300m程。これからさらに700mup。ふう。(ちょっと疲れた)
実は今日はちょっとしたイベントがあって、スイスに留学中でイタリアツーリングしている友達とフランスのガリビエ峠で合流して数日間一緒にフランスを回るって手はずになっていた。とそんなこんなで時間を見ると明らかに遅刻。笑
ごめんなさい登りますがんばります。
ガリビエ峠、通行できそうな雰囲気!(フランス語読めない)
トップは右側の岩むき出しの山のさらに奥。テンション上がります。
ハンドル周り。スマホを防水ケースに入れて、ドッペルギャンガーのゴムのマウントで
固定。取り外し楽だし地図も見やすい。難点は出た汗が全部かかる。
これですよこれ。なにこの道。美しすぎるだろ。
あともうちょい!
コンタドール!(もうちょいきれいに書いてもいいんじゃ)
ガリビエ峠(2642m)
到着!ガリビエ峠!テレビで見たとこだ!
正直めちゃめちゃめちゃめちゃつらかったけれど、天気と景色が素晴らしすぎてあまり休憩せずに登ってしまた。楽しいです。かなり。
友達のMくんとも無事合流。ん?ちょっと足たくましくなってない?
ちゃんと勉強してんのか?笑
テレグラフ峠(1566m)
本日の峠を全て終え16時ごろ。
時間はまだ余裕あったので明日以降の貯金を残すため次のキャンプ場まで40km走ることに決定。
Camping caravaneige Lanslevillard
19時頃到着。モンスニ湖の近くのランスヴィラールという小さい街のキャンプ場。
安くて静かで建物きれいでゆったりできた。
かなり疲れたので談笑もほどほどに就寝。相方のテントはポール折れてたけどあれで寝れるらしい。タフすぎる。。
2日目、126km 3290mup。
(ルート作って疲れたわけが分かった。登りすぎ。がんばったよ自分。。)
フランスツーリング2017 1日目
フランスツーリング1日目
Paris Gare de Lyon(パリにあるリヨン駅)
花の都のコレジャナイ感を半日満喫した後は、
パリにあるリヨン駅からリヨンにあるリヨン駅に移動する。
移動はヨーロッパ中を走り回ってるTGVという新幹線みたいな乗り物。
お値段もそこそこするんだけど早めに予約すればちょい安いとかもあって、行きは5000円程度だった。500kmほどワープできるのでまあいいかなと。
前日、自転車そのまま載せられるか聞きにいったら「大丈夫!そのまま載せられるよ!」って言われて、それ信じて翌日乗り場に向かったらゲートで止められる。
おじさん「づべあhfjかふこfさfな????」
英語通じない…おわた…。
顔見てるとダメっぽい表情だったのでとりあえず輪行状態にするか~と。
時計見る。発車まであと5分……
え?無理じゃn…
とりあえず突っ込む。見た目を気にせず突っ込む。
半分くらい突っ込んだところで、おじさんを見る。
おじさん(ニッコリ)
無事乗れました。
自分はこの旅に出るまでリヨンって聞いたことなかったんだけど、フランスではパリに次ぐ2番目に大きい街とのこと。留学中の友達と観光したり、知り合いにレストラン連れて行ってもらったりした。コンパクトでいい街。東京で言ったら、立川市くらいの大きさかなと。パン、料理がおいしかった。
伝統料理、クネル。魚の切り身を膨らましたおでんのはんぺんみたいな料理。ホワイトソースとよく合ってうまい。
そんなわけでリヨン駅、、からさらに輪行し、東の果てのGrenobleという駅からツーリングスタート!
リヨン駅構内。ホームまで自転車を押していける。
特急ではない普通の車両TERには自転車置き場あり。
ちなみにルートはbike mapというwebサービスで作りました。ルートラボの海外版的なもの。超使いにくいけど距離と獲得標高わかるのはありがたかった。
1日目のルート(Grenoble~Alpe d'Huez)
はいそうなんです。一日目から行ってしまいました。
ツールの定番。幾多の名勝負が生まれた激坂。
ラルプデュエズ!!!
10km1000up つづらの折り返しは斜度3,4%程度ということは直線部分は…?
知らない人。
景色はいいんだよなあ景色は。。
動画でよく見る路面の文字!
つづらは全部で21個。日本にもいろは坂というつづらだらけの道がありますが、ラルプの方が断然つらいです。
時間にも余裕あったからのんびり写真でも撮りながら行こうと思ったけど、
いかんせんつらい、、、
何がつらいかって
35℃を超える気温&直射日光
超夏日でした。
研究室でもじもじ半導体いじっている修士2年の体力では無理でした、はい。
止まらない汗と暑さで回らない頭。バカンスしにきたはずなのに、、、
アルプス初戦は完敗。
10km登るのに2時間近くかかってしまった気がする。
冬はスキー場なのでそういうお店がいっぱい。
自転車屋も2,3店舗あり。お金があればサイクルジャージ買いたかったなあ。
無事到着。つらすぎぃ。。。
おまけ。地元チャリダー?のおじさんたちがみんな表彰台の1番上に立とうとして戦っていた笑 ちなみに右側のおじさん、腹は出てるが脚は締まっている。フランスの中年オヤジはこういう体系の人が多かった気がする。
アルプス初戦、完全燃焼したので休憩したあと下って麓のキャンプ場に直行。
Camping La Piscine 一泊1500円くらい。キャンプ場としては高め。敷地内にでっかいプールがあって子供たちが遊んでいた。
晩飯。酒を飲む元気なくコーラをがぶ飲み。右下のはサラダボックス。お弁当的な雰囲気のはこれくらいしかないのでフランスにいた時は基本的にこれとサラミを食いまくってた。
シャワー浴びて、飯食って、軽くチャリチェックして19時くらい。
ん、まだまだ全然明るいぞ??(夏のフランス日が長いの全然知らなかった人)
結局22時まで明るかったので、外で銀マ広げてゴロゴロしながらキャンプ場のWiFiで明日の下調べしたり、音楽聞いたりしながらプチバカンス気分を味わいました。。
明日は留学中のチャリ友達と合流する予定。楽しみだ。
フランスツーリング2017 準備編
2017年6月、初夏
ツールドフランスのコースを走ってみたくて、走ってきました。
人生2度目の海外ツーリング(海外行くのも2回目)、前々からフランスに行きたいとは思っていたもののなかなかタイミングなく諦めかけていた。
が、よくよく考えてみる。
あと学生1年(当時大学院修士2年)。持ち金20万。ゼミのない6月後半2週間。。。。
ん?今しかなくね??
こうなると早い。
skyscannerでパリまでの航空券検索。発見。あ、意外と安い(7万程)。
6月後半、、フランスの気候は初夏…。え、最高じゃん。。あ、ここ景色いい…。はしったら気持ちよさそうだな。。。以下止まらないグーグル検索。。
3日ほど検索しまくり、
気づいた時にはポチってました。
(実際は金とかテロとかで散々悩みまくって結局周りの人の押しでフランス行きを決めたのはここだけのお話)
さて!行くと決めたからには準備が必要だ。
[自転車]
一番悩んだのは自転車。
・ロードでバイクパッキング装備で宿使用
・MTBでキャンプツーリング
の2択。せっかく行くならたくさん気持ちよく走れるロードとも思ったけど、フランスに住んでいた人からかなりキャンプ押しをされMTBを選択。結果的にはかなり良かった。MTBが、というよりはヨーロッパでキャンプを満喫できたことがだ。
MTBと決まれば後はいつもの輪行準備。ハードケースなんていらない。輪行袋で事足りる。ディレイラーやペダル等の出っ張るもの、ディスクブレーキのように曲がると困るものは全部外し、コンパクトにまとめ、銀マやタオル、服を緩衝材に使って完成。
総重量29.8kg。使用したカタール航空の手荷物預かりは30kg。ギリギリセーフ。
もちろん現地では問題なく走れた。
[ルート]
ツールのコースかつ景色のいいとこといえばもちろん山岳地帯だ。走るなら山しかないと思っていた。ピレネーとアルプス、2択で揺れたものの、時間的に行けるのはどちらか一つ。アクセスや景色などトータル的に考えフランス東部のイタリア、スイス国境近くのアルプス地方を選択。
最近は便利なものでgoogle mapの位置情報は機内モードでも使える。またあらかじめ地図を保存しておけばスマートフォンで細かい道までわかる。なので事前に行きたい場所、泊まるキャンプ場さえ調べておけば大丈夫。キャンツー装備なので補給はたくさん積めるのでスーパーなどはキャンプ場についてから周りの客に適当に聞けばいい。
問題なのは体力切れだ。幸いにもある程度ロードを乗っているおかげか、キャンツー装備MTBでも150km2500upくらいまでなら10時間ほどで走れることが分かっているし、よっぽど攻めない限りは大丈夫。また調べてみるとフランスの田舎の方はキャンプ場が多い。疲れたり、遅い時間になりそうだったらすぐに走るのをやめて寝ればいい。準備を怠ったわけではないけど、念入りにやったわけでもない。チャレンジイベントでもないし、せっかくの初ヨーロッパだ。トラブル含めて気楽に行こうと決めた。
[持ち物]
基本的にはいつものツーリングと同じ。ただし店の少ない山岳地帯を走るのは決めていたので、修理工具はニップル回しとチェーンカッター、後はパンク修理セットくらい。普段全くパンクしないのでチューブは2本のみ、あと持って行ったのは予備のディレイラーハンガー。輪行の時に一番曲がって困るもの&お店でも手に入りにくいと思い一応持って行った。
キャンプ道具もかさばるので最低限。重さと燃料調達の手間を考えクッカー等はあきらめ、娯楽品としてランタンとスピーカーのみ持って行った。テントはモンベルのクロノス2型、銀マとエアマット、夜寒くても10度以上はあったので夏用シュラフで快眠だった。
後は地球の歩き方とか読んで適当に準備しました。(適当)
出発前の羽田空港。24時間の苦行の始まり。
フランス近い!近いよ!
凱旋門。ツールドフランス最終ステージ。(この写真の3時間前くらいにテロがあったらしい…怖い…)
エッフェル塔。建造物に興味ないので東京タワーにしか見えなかった。
パリを走ってすぐに気づいた。
ここ人多いし、車多いし、ごみ臭いし、暑いし、眠いし、
おれの走りたかったとこじゃない…。
というわけで準備編おしまい。
しょうもない花の都はパスして、次回以降はアルプスの素晴らしい絶景を振り返りたいと思います。
ブログはじめました
初投稿です。あと2か月で学生卒業(予定)、4月から社会人です。
趣味は自転車と登山。この二つは死ぬまでやるので、せっかくなので記録として残そうと思ってこのブログはじめました。ただの自己満なのでその時の気分で適当に書いていこうと思います。
自転車はロードとMTBの2台持ち。
Dedacciai strada nerissimo 2015
近所のゆるポタから300km越えのロングライドまで、幅広く使用してるバイク。エントリーグレードのカーボンロード。ポジションがしっかり出てるせいか、振動吸収性が良いのかロングライドの際はストレスフリー。以前24時間漕いだ時には腰や尻、手首などに特に痛みは出なかった。
コンポは105、ホイールはZONDA。そこまで機材厨ではないのでこれ以上の課金はしません。
Cannondale trail 7
ハードテイル使用のMTB。キャリア使用のキャンプツーリング装備やダートを走る。ロードメインなのでたまにしか乗らない。ツーリングの際タイヤはコンチネンタルのシクロ用の35cを履かせており、舗装路の快適性はかなり高い。けれど重い。かなり重い。登りはとてもつらい。
こんなかんじでよろしくお願いします。